ポーカーには、色々なプレイスタイルでプレイする人がいます。それゆえポーカーは楽しいものだと思います。
プレイスタイルの要素
ルースアグレッシブのメリットとデメリット
タイトアグレシッブのメリットとデメリット
ルースパッシブのメリットとデメリット
タイトパッシブのメリットとデメリット
まとめ
プレイスタイルについて、大きな要素が2つあります。それは、参加率と積極性です。
参加率が高いか低いか、積極性が高いか低いかでプレイスタイルを分けることができます。
参加率が高いプレイヤーはルースと呼ばれて、参加率が低いプレイヤーはタイトと呼ばれます。
積極性とは、ベットの頻度、ベットにフォールドする頻度、などの総合的なものです。積極性が高いプレイヤはアグレッシブと呼ばれ、積極性が低いとパッシブと呼ばれます。
この要素を組み合わせると、プレイヤーのプレイスタイルは4つあります。
- ルースアグレッシブ
- タイトアグレッシブ
- ルースパッシブ
- タイトパッシブ
それぞれのプレイスタイルには、メリットとデメリットがあります。
ルースアグレッシブのメリットは、オープンレイズでポットを獲得して細かくチップを増やせる事です。
また、ハンドがヒットしなくても積極的にブラフベットします。なのでブラフで相手がフォールドしてポット獲得できることも多いです。
ルースアグレッシブのデメリットは、色々なハンドで参加しているのでワンペアでショウダウンした時に、タイトなプレイヤーにキッカー負けしてしまう事が多いことです。
例えば、ルースアグレッシブがA♡T♢、タイトなプレイヤーがA♤K♧とします。
フロップA♧ 7♢ 3♤
ターン7♧
リバー5♤
合わせるとA♧ 7♢ 3♤ 7♧ 5♤
ルースA♡T♢負け(キッカー T♢) タイトA♤K♧勝ち(キッカーK♧)
このように、ワンペア同士でショーダウンする時は、キッカーが重要になります。
タイトアグレッシブのメリットは、ワンペアでショウダウンした時にキッカーで勝てることが多いことです。これは、先ほどのルースアグレッシブの例と同じです。
また、ショウダウンして勝った時には、積極的なバリューベットでポットが大きくなっているので、一度に多くのチップを獲得しやすいです。
タイトアグレッシブのデメリットは、相手にハンドを読まれやすいことです。
例えば、フロップが7♡ 6♤ 5♧ のようなローボードだとヒットしている可能性が低いので、相手はヒットしていなかったとしてもブラフベットをしてきやすいです。
ルースパッシブのメリットは、非常に強いハンドがヒットした状態で、相手プレイヤーがアグレッシブなスタイルだった場合は、スロープレイで大きいポットを獲得できることですが、このシチュエーションになることは少ないです。
ルースパッシブのデメリットは、多くのハンドでコールで参加するのですが、ヒットすることなくチップが少しずつ減る事が多いことです。
また、ヒットした時もキッカー負けでポットを獲得できない事が多いです。
タイトパッシブのメリットは、ルースパッシブのメリットと同じです。
タイトパッシブのデメリットは、ハンドがヒットしてもベットを積極的にする事が少ないので、ショウダウンで勝っても獲得するチップ量が少ないことです。
ルースアグレッシブは、スチールとブラフベットで稼ぐ
タイトアグレシッブは、バリューベットで稼ぐ
パッシブなスタイルは、スロープレイで稼ぐ
ポーカーを戦略的に楽しむには、プレイスタイルはアグレッシブがおすすめです。
ルースアグレッシブ、タイトアグレッシブどちらでもおすすめです。
どちらか一つにせずに対戦相手によって変化させるとことも楽しむコツです。